AETE あの人がいるから旅したくなる。アエテ

22年度編集長
中村 斐翠

真っすぐな人のきらきらした目が好きです。 正しいときに、正しい重さの言葉を選べるようになりたい。

2022.09.14

ーNewMake × Kumiー「ものづくり」を介し繋ぎ続けたストーリーー

和えて special

―ありがとうございます。改めて本当に素敵な作品ですね。 最後に、Kumiさんにとって服づくりとはどんな存在でしょうか?

人と繋がるツールです。
私の人生には「可視化できることの喜び」が一貫してあります。自分や周囲の人が持つ、まだ漠然としたイメージを、ものづくりという手段を通して形にすること。それを見てくれた人が「すごい!」「素敵!」と驚いてくれたり、感動してくれたりすることが嬉しいんです。

これは逆のことも言えますね。
小さな頃から、母をはじめ学生時代の友人たち、周囲の人たちと交わったり繋がったりしながらたくさんの宝物をもらってきました。Laboを通してそんな大切な記憶を思い出したんです。
もしかしたら、過去の自分と会うために、そしてまだ見ぬ未来の自分を想像し、出逢うために Labo の扉を開けたのかもしれない、と思っています。

オンラインですべてが完結する今だからこそ、目に見える「もの」を介したやりとりが好きだと繰り返し仰っていた Kumi さん。その声には、ものづくりに対する柔らかで力強い愛情が こもっていました。

NewMake Labo には様々な物語を持つ人が集います。
でも根本はきっと皆同じ。
Kumi さんのお話を伺って改めて、ものづくりへの純粋な愛情に溢れた温かな場所だなと感じました。

NewMake:@newmakelabo
Kumi: @kumi.designworks

文・中村斐翠

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