ーそのキャリアチェンジも思い切っていますよね。
ＮＧＯでは広報として国際協力の仕事や各国の原状を伝えるためのお仕事や、ボランティアのマネージメントをしていました。これって店長をしていた時に「どうやって新しい商品の魅力を伝えよう」「アルバイトさんにどうやってモチベーション高く働いて貰おうか」と考えて行っていたことと同じだったので、私の中では、大きくキャリアチェンジしたと思っていないんです。でも職務経歴書に書くと必ず言われますね。
現在は、ご縁があって新卒で入社した会社にいます。店長時代に弱かった事務スキルをＮＧＯで身に着けたので、バックオフィスでその両方のスキルを使っています。
■AETEのこと、アウタビ北海道のこと
ーAETEではどんなお仕事をされていますか？
STORY&Co.では広報やコミュニティマネージャーとしてお手伝いさせていただいてます。その中でも、アウタビ北海道という北海道のコミュニティ作りをお手伝いすることが多いです。AETEでは、その活動レポート等を書く予定です。
ーアウタビ北海道の活動に携わるまで、北海道に意識が向いたことは無かったですか？
忙しくてなかなか帰れなかったので…。ただお話しを頂いた頃、「やりたいことが気軽にチャレンジできる環境が北海道に、もっとあっていいんじゃ無いか」と思っていました。
きっかけは友達の話。子供も大きくなったし趣味を見つけようと探し始めたけど、情報がまとまっていなく、中々見つけられない。そのもどかしさと地元にいた時の自分の気持ち(好奇心を満たす場所がなかったこと)が重なって、もっと気軽に体験したり、趣味を始められる場や、その情報がまとまっているサイトがあればいいなと思っていたんです。
だからアウタビ北海道の話をいただいた時は「やってみたいです。」と言いました。
ー北海道のお友達からリアルな悩みを聞いたタイミングと、アウタビ北海道の話があったタイミングが一緒だったんですね。
そうですね。コロナの影響で新しい様式になるとは思うけど、安全に無理せず続けていきたいです。
そしてアウタビ北海道の活動を通して北海道にも色んな方がいると改めて分かったので、紹介できたらいいなと思っています。
■誰かの役に立ちたい。
ー最後に、今後のことを伺いたいです。やりたいことや実現したいことを教えてください。
パラレルワーカーとして色々やっていきたいと思っています。今は大きく分けて3つの仕事をしています。STORY &Co.での活動はもちろん、飲食店の裏側を支える仕事、「manamint(マナミント)」。
パラレルワーカーって見る人から見れば、専門性や一貫性がないと思われることもあります。結構苦労したこともあります。でも「manamint」の屋号を持つことによって、やっと自分ができることややりたいことを説明できるようになった感じがしています。「manamint」の活動を始めたことで色々な広がりも見えたので、その繋がりでも仕事をしていきたいと思っています。
わたしのすることが、誰かの役に立てばいい。
それでお金がちょっと稼げればいいなと思っています。
ー好奇心旺盛だった子供時代すぐチャレンジできなくてもどかしく思っていた過去が、場を提供したいという思いに繋がっているのかもしれないですね。
確かに。爆発してるのかもしれないです。(笑)
色んな場をこれからも沢山作っていくのでしょうね。とても楽しみです。応援してます！
■インタビューを終えて
お話を伺って、とてもしなやかな女性だなという印象を受けました。
変わっていく環境に柔軟に対応し、その中で自分が出来ることを本気で行いながら、物事の魅力を伝えるためにどうしたらいいかを常に考えて行動していく方だなと思いました。
またインタビュー中もまったりとした空気を作ってくださって、きっと誰に対しても自然体で親しみやすい雰囲気で接する方なんだろうなと感じました。
そんなまなさんだからこそ、魅力を感じて多くの人が集まってくるのだと思います。
このインタビューではまなさんの活動「manamint(マナミント)」について詳しくお伺いしませんでしたが、別の機会にAETEでも取り上げたいと思っています。
今後のまなさんの活動、そしてアウタビ北海道の活動や記事も楽しみにしていてください！
○まなさんが描く物語はこちら
１杯のコーヒーを飲むお客様のシーンを描くこと、そしてその想いを共有すること：渋谷
川（水）と光と染料の植物、昔から続く伝統と自然の濃密な関係性：落合
自分があわせるのではなく、フィットする靴を見つける：三ノ輪
19年3月8日 札幌、旅するトーク(テーマ：人に会う旅)
「おいしいものが食べたい」を叶えてくれるグルメブロガーなおさんと行く食べ歩きツアー
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