2020.02.05
AETEとわたし
AETE編集部ライターの小嶋野乃香です。
「相手のありのままの姿、感情と表情を逃さずに掴むこと」
これは私が思う、誰にも負けない自分の強みです。
これは、私がカメラでポートレイトを撮り始めたときに気が付いたこと。
カメラの技術なんて、私には全くないけれど、なぜだか写す人やモノはいつも心を許してくれるような姿を私に見せてくれます。
最初はそれがなぜなのかわかりませんでした。
しかし、「ありのまま」である自分だからこそ見られる景色なのだと、少しずつそんな風に考えられるようになりました。
だからこそ、被写体の泣いて、笑って、悩む姿、弱さや強さ
その表情を逃さずに、等身大の姿のままで
私にしか見えないその姿を、私の表現で世に残せたらなんて素敵なんだろう。
これは、レンズ越しにシャッターを切るときだけの話ではきっとありません。
ライターとして、私が奇跡的に出会えた人々の物語を、私にしか見えない目線と言葉で書くことが私の目標であり、使命であるような気がします。
そして、私の書いた物語が、私とその相手と、読んでくれた方々の人生に少しでも肉付きされるこが、私にとっての歓びです。
そんなことを思いながら、これからも物語を紡いでいきます。
小嶋 野乃香