AETEとわたし ’21 (鹿子木千尋)
2021年3月になりました。
この1年、自由に旅をすることや人に会うことが制限されて苦しい日々が続きましたね。
みなさんはどんな1年を過ごされましたか?
この1年を振り返ってみると、こんな状況下でも私の心を動かしてくれたのは
やはり「人との出会い」や「ものがたり」だったなと感じます。
4月にスタートした「アエナクテモキャンペーン」。足は運べないけれど、そのお店で過ごした思い出を集めて応援しようという企画でした。なんと、200投稿を超えるたくさんの素敵なエピソードを届けていただきました。応募してくださった皆様、ありがとうございました。あの頃世間は鬱々するニュースで溢れかえっていたけれど、1つ1つのエピソードを読みながら、この気持ちわかる!と共感したり、楽しかった青春を思い出したり、このお店絶対行ってみたい!とこれからのワクワクが増えたり、明るい希望をみなさんからいただきました。
インタビューリレー連載の「タビマチ」では、主に湘南エリアのお店さんにインタビューさせて頂きました。どの方の物語にも共通して感じたのは「自分の夢や好きなことを正直に続けてきた」ということ。就活を経て、何かを継続することや好きなことを仕事にするって、実はとても勇気がいるし難しいことだと強く感じていました。だからこそ、それを乗り越えて自分の夢を叶えた方々の物語は、私に大きな憧れと勇気をくれました。
またプライベートでは、ひょんなきっかけでとても自分に似た人物と出会いました。
その人は沢山の気づきをくれて、これまで知らなかったいろんな自分に出会わせてくれました。
その人のおかげで大きく成長できた気がしています。感謝です。
そして何より、編集部のメンバーに沢山支えてもらいました。頼りない編集長でしたが、みんなが紡いでくれる飾らないピュアな想いや言葉に励まされることばかりでした。ありがとう。
最後になりますが、AETEに出会ってくださった皆様、ご協力いただいた皆様、AETEという居場所を私にくれた初代編集長のはるさん、これまで本当に本当にありがとうございました。
この場所に参加できて、みんなと創りあげることができてとても幸せでした。
来年から、新しい編集長が引き継いでくれることになり、AETEは続いて行きます。
また新しい色に生まれ変わるAETEにご期待ください。
そしてどうか、これからも温かく応援していただけると嬉しいです。
早く、また自由に旅に出ていろんな人と巡り合える日が戻ってきますように。
本当にありがとうございました。
AETE2代目編集長 鹿子木 千尋