AETE あの人がいるから旅したくなる。アエテ

2020.11.06

アエテ interview

リクルートでは、大学側から教育に関わっていたけれど、高校生側からも見てみたい、と思い、教師になりました。その中で自分のモチベーションと湧いてくるのは、親や先生に期待されて進路を選んでいる子や、少ない情報の中から選択している子に出会ったとき。「学生自身の意思をどう育てていけるか」という情熱が湧いてきます。

現在は、月曜、火曜は先生をやっていて、MOGANA、教師、そして親と、3足のわらじをはいているけれど、これが絶妙なバランスのような気がしています。MOGANAは夫と同じ仕事で、ずっと同じ世界にいると甘えも出てきてしまう気がするけれど、全然知らない世界があるとだらだらせず、仕事を進めていけています。異なる分野での役割を持つことが新しいアイデアにつながることもたくさんあります。親、教師も子どもたちから学ぶものはたくさんあるけれど、MOGANAがあることで、色んな年齢層、職種の方と関わることができ、そして壁があるから新しい世界を見ることができる。好きなことを存分にできている感じがします。

 

―壁を越え、新たな世界を見たい、それが原動力。繁田さんのその情熱が、たくさんの人を巻き込み、これほど素敵な場所を創りあげているのだと感じます。

 

廊下にて。

大学生が足を踏み入れるのには勇気のいる、ラグジュアリーな3つ星ホテル。

そこにいらっしゃったのは、溢れんばかりの好奇心と笑顔がキラキラ輝く繁田さん。

緊張も忘れて、彼女の語る物語に引き込まれました。

京都のこれほど素敵な場所に、これほど素敵な方がいる。

それだけで、心が前よりも、ほっこりしています。

 

私が専門的に勉強している内容は工場の設計です。勉強自体は面白いものの、工場、という今の自分にとっては閉鎖的にも思えてしまう世界に突き進んでいくことに、迷いもあります。私がそう話すと、「“工場×アート”とか、めっちゃおもろいやん!!」と繁田さん。

好奇心を原動力に、想いと情熱で道を切り拓いてきた繁田さんの言葉に、新たな見方をいただいたような気がします。

 

従来の“ホテル”にとらわれず、滞在するゲストに、唯一無二の体験と感動を与え続けるMOGANA。

きっとここに来れば、ひとつ、新たな世界が見えるはずです。

 

 

 

文:谷田初音

写真:細川拓・MOGANA

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