AETE あの人がいるから旅したくなる。アエテ

2020.08.27

アエテ interview

AETEは”まちの魅力やまちを彩るひとの物語”をお届けするメディアです。
そして1つ1つの物語に書き手の想いをのせることも大切にしています。
そこでAETEの書き手のことも知っていただきたいと思いました。
編集部内で行ったインタビュー、AETEのヒト×ヒト。書き手同士の想いのかけ算をぜひお楽しみください。

今回、インタビューをするのは、京都大学に通う4年生。谷田初音さん。
今回は、院試に向けた勉強の合間をぬって、ZOOMによるインタビューに答えてくれた。

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―よろしくお願いします。今回は、なぜAETEのライターになったのかなど含めて、初音さんの興味関心など色々聞ければと思っています。まずは最初の質問なのですが、私たちって『初めまして』で合っていますか?

はい!初めましてです。AETEには、今年の4月から参加しています。こちらこそよろしくお願いします。

―今、院試に向けた勉強の真っ最中とのことですが、大学では何の勉強をされていますか?

化学工学です。高校時代に、環境問題に興味があって。エネルギーのことについて勉強しようと今の学部に入りました。石油精製工場などのプロセスの効率化などを研究しています。

―さらに研究をするために、大学院への進学を希望されているのですか?

そうですね。4年生で研究室に入り、研究が暮らしに役立つことをしている実感ができるようになって、その想いは強くなりました。でも、就職活動していた時期もあります。院に進み、研究職で就職された先輩のお話を聞くと、自分が理想とする「目標に向かってチームで取り組んでいく」という働き方がイメージできなくて。

―働き方のイメージをしっかり持たれていて驚きました。何かそう思わせるキッカケがあったのでしょうか?

サークル活動でしょうか。カンボジアに学校設立や教育環境を整えることを目標に活動しているサークルに所属して、今は副代表を務めています。サークルのルールは、自分たちがやりたいことを企画すること。資金調達のために、色々な企画していきます。過去にはcafeの運営や無人島でのイベント、カンボジアツアーなどをしてきました。

 

◾︎海外に目を向けるキッカケとサークルとの出会い

―初音さんの話を聞いていると、理系の方のイメージがどんどん変わっていきます。研究中心の生活ばかりされているのかと思っていました。海外に目を向けるキッカケはありますか?

中学・高校と外国籍、帰国子女が多く在籍している学校に通っていました。むしろ生まれも育ちも日本という私みたいな学生が少ない環境だったので、海外は身近だったと思います。東南アジアに興味が出たのは、その当時の友達の影響です。ベトナムに縁がある子がいて、ベトナムのいいところを色々話してくれていました。大学入学後には、機会がありベトナムへ研修旅行にいきました。現地の学生と交流もあり、とにかく楽しかったです。観光旅行だけでは生まれない経験に魅力を感じ始めたころ、大学で今所属している部員募集のビラが目に入ってきて、入部しました。所属しているサークルは、1年半タームなんです。1年半活動して、解散。興味がある人だけ、また集まって活動をするシステムなので、部員募集が春ではなく、夏や秋。それを逃すと途中からは入部できない。だから、本当にタイミングよく入部できました。

 

◾︎勉強、サークル活動多くの活動をしている中で、AETEのライターになった理由 

―初音さんが、ベトナムへ研修旅行に行く前に部員募集のビラを見ていても、入部しなかったかもしれないと思うと、タイミングばっちり、不思議な縁を感じます。研究、サークル活動と忙しい日々を送られていますが、その中でAETEのライターにも挑戦される理由が知りたいです。

文章が好きなんです。特に、想いが伝わる文章を読んで自分の考え方が変わったことがあって。自分も文章を書いてみたいと思って、サイトで探しました。色々なライター募集がありましたが、AETEの『出会ったヒトや街の物語を書くライターを募集』という言葉に惹かれ応募しました。 

―「文章を読んで、自分の考え方が変わった」とおっしゃっていましたが、どんな文章だったんでしょうか?

「ただやりたい事をやっていたら、誰かが幸せになってた。それって、めっちゃ幸せちゃう?」というサークルの前副代表の文章です。彼は自身のブログにサークルの在り方や、想いを綴っていたのですが、それを読んで、自分が“やりたい”と思う気持ちを大切にしていいことを知りました。私、それまで“人に認めてもらいたい”って気持ちで動くことが多かったんです。なので、実際に自分がやりたいことを企画して、そのことで、周りが喜んでくれた時には幸せを感じて、前副代表の考え方に共感しました。彼の文章によって、自分の考え方に広がりが生まれました。私もそんな文章を書いてみたいと思って、自身のブログでもサークルのメンバーに向けて想いを綴っています。AETEでもそれをやっていきたいです。

―文字で想いがより伝わる実感をされたんですね!最後の質問です。具体的にAETEでやりたいことはありますか?

色々な方のインタビューをしてみたいです。例えば、大学の近くでバーを経営されている方。あとは、研究の一環で、超音波で髪が乾かせないか自作のドライヤーを作ろうとしている先輩にも話を聞いてみたいです。今決まっているのは、京都でホテルを営む方へのインタビューで、今から楽しみにしています。

―初音さんの周りには、早く記事を読んでみたいと思わせる魅力的な方々が多くいそうですね!まずは院試ですね。がんばってください。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。院試が終わったあと、ライターとしてがんばります。よろしくお願いします。

 

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院試が終われば、時間が作れるようになるという彼女。
自分の考えをしっかりと持ちながら、視野を広く持とうとする姿勢で、様々な人が巻き込まれていくのではないかと感じた。
彼女の記事が待ち遠しい。きっと、インタビューした相手の想いが伝わる文章だろう。

 

うつみまなみ

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